貸金業の利益

貸金業の利益

貸金業というのは、読んで字のごとくお金を貸すことを業とすることです。業というのは継続的に行うことで利益を計るものと定義されます。
ですから、貸金業者がお金を貸す際には利息などの手数料をつけ、貸した金額より多く返済してもらえるような契約をします。その差額が貸金業者の利益です。

 

借りる側からすると借りた金額よりも多く返済しなければなりません。金銭的に見ると損することになりますが、ひとまず今必要なお金を用立ててくれるのでそれ位は仕方のないこととして了解済みで借ります。
もし、損をするのは絶対に嫌だという人がいたなら、貸してくれる業者はありません。業としてお金を貸すのですから利益が出なければ全く意味がないからです。

 

契約というものはすべて両者の合意で成り立ちます。ですから、貸金の契約も貸す側の「金利をつけて返すなら貸します」という条件と借りる側の「返すときには金利をつけて返します」という承諾があって成立します。

 

契約はめでたく成立しても貸金業の場合そのあとが問題です。
単なる物の売り買いなら、値段交渉がまとまればあとは代金の支払いと対象物の引渡しですべて終了ですが、貸金契約は契約成立時には貸す側が一方的にお金を渡すだけです。そしてそのあと返済が始まります。多くの場合返済期間は数ヶ月から数年に及びます。
たとえば、10万円を毎月1万円ずつの11回払いという契約をしたとすると、10ヶ月目の返済を受け取った時点で貸したお金の回収が済み、11回目つまり最後の返済を受け取ってはじめて実際の利益を得ることになります。