貸金業の損益分岐点

貸金業の損益分岐点

貸金業も商売のひとつですから、損益分岐点があります。
損益分岐点とは、利益が0円の時の売上高のことで、
その点を超えれば黒字で、その点より少なかったら赤字ということです。

 

貸金業での売上は融資額になるので、いくら以上貸し付けたら黒字になるのかという数字です。

 

ところが貸金業の場合は融資して終わりではありません。その後の回収が重要なのです。

 

他の商売でも品物を販売した後に代金を回収できないこともありますが、貸金業の場合は顧客は全員お金がないから顧客なので、この回収率が他の商売に比べて圧倒的に悪くなります。
そのため、売上だけを見ていても商売としてうまく行ってるかどうかはわかりません。

 

とにかく売上を伸ばすことだけを考えたなら、借りに来た人全員に融資すれば売上は大きく上がります。
しかしその後、回収の段階で焦げ付き客が多くなり、損失額も大きくなってしまいます。
その結果、実際の収益としては赤字になる可能性が大きいのです。

 

このように貸金業の場合は、売上高だけでの損益分岐点の考え方だとうまく行きません。
ある程度の貸し倒れを経費として計上しておかなければならないのです。